ある時突然、夫の不倫を見つけてしまった・・・
激しい動悸、目の前が真っ暗になりどうしていいかわからない・・・
不倫の証拠を見つけた時から食事も睡眠もあまりとれない日々が続きます。
それでは、不倫の証拠を見つけてたら一体どうしたら良いのでしょうか？
一つずつ確認していきましょう。
まず冷静になって確認していただきたいのは、見つけた証拠が不貞行為の決定的な証拠かどうか？という事です。
「好きだよ」「また会いたいね」「今日は楽しかったね」等のやりとりは、おそらく不倫をしている相手とのやりとりでしょう。
しかし、「不貞行為」の証拠とはまだいえない状況です。
相手と不貞行為があったことが確認できる証拠を掴むまでは夫を追求せず、有利となる証拠を集めるのが良いでしょう。
☆有利となる証拠や不倫の慰謝料相場などはこちらの記事もお読みください。
不倫相手に慰謝料を請求する場合には不倫相手を特定する必要があります。
弁護士さんに依頼する際や慰謝料請求の内容証明を送る際にも名前・住所の情報は必要になります。
不貞行為の証拠を集める際に一緒に名前・住所・職場等も調べて特定しておくと良いですね。
不貞行為の決定的な証拠や、不倫相手の個人情報の特定が難しい場合は探偵さんに依頼をするのも一つの方法です。
しかし、探偵さんに依頼をするにしても、不倫相手と会う確率の高い日や時間帯の目星をつける必要があるので、
二人の行動（仕事の休みの日や仕事後の動き）をしっかりと把握しておくことが大切です。
夫の態度で不倫の状況が大まかに予想できます。
離婚や別居をほのめかす言葉や妻との性格の不一致、結婚生活の不満等の発言が増えたり態度が冷たくなっている場合は要注意です。
不倫にのめりこんでいる可能性があります。
不倫を追求することで家から突然でていったり、不倫相手に接触することで激昂する事もあるため、不倫について話をする際は慎重な行動が必要です。
不倫を遊び感覚でしている可能性が高いです。
不倫を追求することで反省してもうしないと謝罪があるかもしれませんが、
数年後にまた不倫を繰り返す可能性があるので肝に銘じておきましょう。
このタイプは不倫がバレた途端に不倫相手と連絡を絶つことも珍しくありません。
不倫が発覚したら、夫の事を許せなくなるのは当然です。
離婚を考えるのであればまずは離婚の準備をすすめましょう。
どうしても一緒にいるのに耐えられないのであれば、別居をして婚姻費用をもらいながら離婚準備をするのも方法です。
また、不倫の証拠があれば慰謝料請求や財産分与も有利に交渉をすすめることができます。
夫の不倫は許せない。でも離婚はしたくない。という方も多くいらっしゃいます。
再構築を目指すには不倫を追求するかしないか！？で迷うところになります。
不倫を追求することで夫が逆ギレして家から通帳とキャッシュカードをもって出ていく。こういったパターンになると厄介です。
再構築をするから不倫の事は追及しないのであれば、不倫にのめりこまないよう様子を見ても良いでしょう。
不倫を追求する、不倫相手から慰謝料を請求する場合は夫の状況をよく観察して作戦をたてる必要があります。
夫が今どのような状況か気になる方はカウンセリングをご利用ください。
不倫が発覚した後は、食事も喉をとおらず、あまり眠れない日々が続きます。
心身ともに疲弊して、ふいに夫に不倫の事を話したくなる時もあるでしょう。
しかし、何も考えずにふいに話を始めると感情的な言葉ばかりをぶつける事になり、話は進展しません。
また、証拠が不十分な場合、シラを切られてその後の証拠集めが難しくなり、夫婦関係も悪化すると離婚の際に慰謝料を請求する事も難しくなります。
そうならないためにも、不倫が発覚した直後にすることはまず冷静になることです。
心身の疲弊が強い場合は心療内科を受診するのも良いでしょう。
夫の顔を見るのがつらい時は一時的に実家に帰ったり友人宅に泊まる等して物理的な距離をおくのも方法です。
また、カウンセリングを受けたり、SNSで同じ境遇の人と会話をして気持ちを吐き出すのも心の安定につながります。
一人で考え込まずに周囲を頼りながら心を整えていくことが大切です。
離婚・夫婦問題でお悩みの方はお一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
