夫婦円満につながる妻の鈍感力とは!?

最近よく耳にするようになった「鈍感力」という言葉があります。
周囲の細かな変化に気づきやすい人や相手の気持ちや表情に敏感な人は、空気が読めるため重宝される存在です。
一方でよく気が付く人は周囲のいろいろな事に敏感なために疲れてしまうこともあります。
結婚をすると「良き妻」「良き母親」となるために、周囲の事を必要以上に気にしてしまって、
気づけば笑顔がなくなり家では常に眉間にしわをよせているお母さん・妻になってしまうこともあるでしょう。
そんな方には是非この「鈍感力」を意識していただき肩の力を抜いていただければと思います。

 もくじ

1:気が付く妻と鈍感夫の組み合わせは多い

人は、自分とは違う性質や一面を持つ相手に惹かれる傾向があります。
恋愛中はそれが魅力的に感じ、お付き合いは順調にすすみますが、結婚して一つ屋根の下で生活するようになると、今度はその違いが夫婦のズレに発展してしまうことも珍しいことではありません。
「何度も言っているのにどうしてやってくれないの?」という疑問から「私の言っていることになんて興味がないんだ」⇒「私のことなんてどうでもいいんだ」と思考が発展してしまうと、夫婦のトラブルになってしまいます。
そんなすれ違いやトラブルが続くと、夫婦の心の距離は取り返しがつかないほどに遠ざかり、別居や離婚に発展してしまうこともあるのです。

2:周囲の言葉に反応しない

お姑さんに家事や子育てのことで遠回しに嫌味を言われたり、ママ友との会話の中で自慢話を聞かされたり、
そういった周囲の言葉にいちいち反応すると疲れてしまいますし、反応すると相手に付き合うことになってしまい、
終わりのないループに入ってしまいます。
お姑さんの言っていることは右から左に受け流して大丈夫です。
お姑さんの言う事にいちいち反応していてもきりがありません。
また、お姑さんの嫌味を嫌味で返すことも避けたほうがよいでしょう。
嫌味のラリーは終わることなくずっと続きます。
「気にしてくれてありがとうございます」など、「ありがとう」という言葉がお姑さんの嫌味を跳ね返すには最高の言葉になります。
ママ友との会話にもいちいち反応しないようにしましょう。
隣の家の常識は自分の家の非常識とも言うように、そこの家にはそこの家のやり方やルールがあるのです。
自分の家と他人の家とは全く違いますので比べないようにしましょう。
嫌味や自慢は、なんかまた言っているな。くらいの気持ちでスルーするのが一番です。
その為には、自分の毎日の生活に自信をもつことが大切です。
自分に自信がないと他の人の自慢話やマウント話に食いついてしまい、それに勝たなければならないと神経をすり減らしてしまうことにもなりかねません。

3:男性脳と女性脳の違い

夫に対して、「どうしてこんなことも気が付かないんだろう・・・」とイラっとする妻は多いでしょう。
しかし、男性脳と女性脳の違いから、女性脳がよく気がつくことも男性脳は気がつかないということもあるのです。
下記のような出来事はあなたの夫だけでなくよくあることです。

・冷蔵庫に入ってる〇〇をとってとお願いしても探せない
・帰りに柔軟剤買ってきてと言っても何を買えばいいかわからない
・食器洗って⇒いいよ と言ってもすぐにはとりかからない
・妻が焦っていても「大丈夫だよ」とマイペース
・ゲームや漫画を読んでいる時に話しかけても何も聞いていない
・頼んだことしかしてくれない(ついでにとかはない)

「ゴミを捨ててきてくれる?」「いいよー!」と返事があったのに全く動かない夫を腹立たしく思い、やってくれないならもういいよ!!と妻がゴミを捨てにいくことはよくあることです。
妻としては「今」やってほしくてお願いをしているのですが、夫は自分のタイミングで捨てに行こうと思っているわけです。
ここで妻が怒って自分でゴミを捨てにいったとしても夫は妻がどうして怒っているのか理解ができないというわけなのです。
こういった男性脳と女性脳の違いでおこる二人の意識のズレは仕方のないことなのでいちいち腹を立てていても夫婦の溝が深まるばかりで良いことはありません。

4:細かく言わない事がお互いのため

細かい事を指摘されると、夫としては妻と口をきくことが嫌になってしまいます。
また、言っている妻もどんどんストレスが溜まってしまいます。
気づいても言わないで無視するというのも鈍感力です。
そもそも言ってもどうにもならない事を口にだすと夫も妻も嫌な思いをするだけで良いことはありません。
細かく言いたくなる妻の気持ちはわかりますが、その一言を言う前に「本当に言わなければならない事か?」と考えると、大体のことは言わなくても良いことだという事に気がつきます。
妻は夫に指摘することで「言ったんだからやってくれるはず」と期待をしてしまうのです。言っても言わなくてもやらないのだったら期待するだけ損です。
細かいことを指摘せず、同時に細かいことを夫に期待しないことで妻のストレスは驚くほど軽減されるはずです。

5:夫は居心地の良い家が一番好き

妻が感情的になって夫を責め立てることを好む夫は少ないでしょう。
だいたいの夫は妻が感情的になったら耳をふさいで貝のように口を閉じてしまいます。
これが頻繁に続くと、妻の言葉は聞きたくないのでイヤホンをつけて過ごすようになり、さらに文句を言われるとリビングにいるのが嫌になり、
それでも文句を言われると家にいるのが嫌になるという悪循環に入ります。
夫がストレスを溜めないためには夫にとって家が一番居心地の良い場所でなければなりません。
家が居心地の良い場所なら会社帰りに寄り道せず真っすぐ帰宅するようになりますし、不倫に走ることもなくなるでしょう。
妻のお願いも喜んで聞いてくれるようになり、子供の面倒も積極的に見てくれるようになるかもしれません。
夫が家が心地よいと感じることは妻にとってもメリットがたくさんあるのです。

 

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