不倫で人が変わった夫の原因と対処法

「不倫をしてから夫が別人のように人が変わってしまった」「これが夫の本心だったのか」「どちらが本当の夫なのかわからない」
このように不倫をしてから夫の態度や言葉がびっくりするくらいに変わってしまうということは不倫をすると珍しいことではありません。
不倫をすると半ば洗脳状態になってしまうこともあるために人が変わったようになってしまうこともあるのです。
私が悪かったから夫がこんなふうになってしまったのではないか!?とご自身を責められている方もいますが、そうではありません。
人間は誰しも裏の面と表の面を持っているものです。
しかし、ひとが変わってしまった夫と一緒にいるのも苦しい毎日です。
この記事では不倫が原因で人が変わってしまった夫にどのように対応したらよいのかについて解説していきます。

 もくじ

1:夫が変わったわけではない

人には様々な面があります。サイコロの面であれば1から6まで6つの面があるわけです。
サイコロと似たように人の心にも色々な「面」があるのです。
この面のうち、あなたに優しくしてくれた面を「1」の面とすると、不倫をする前は「1」の面がよく表にでていた状態です。
今現在は不倫する前に滅多にでなかった正反対の「6」の面が多くでているような状態と考えると良いでしょう。
人は誰しも良い面と悪い面、多かれすくなかれ悪い部分や弱い部分があるものです。
不倫によって心の弱い面や悪く考えてしまう部分が引き出されてしまっている状況ともいえます。

2:夫の心に強く影響する不倫相手

不倫がきっかけで夫が変わってしまった場合は、不倫相手の女性の影響を強く受けている状態です。
つまり、相手の女性が強いパワーを持っているということです。と同時に不倫相手の存在が夫に強く影響を与えるくらい大きなものになっているのです。
不倫相手の存在が大きなものになるということは、夫は不倫相手に洗脳される前まで強いストレス環境にあった可能性が高いでしょう。
強いストレス状態から不倫相手の存在によって救われたのかもしれません。
何か現実から逃げたいと思っていたり、毎日にストレスを感じて心が弱っているところに不倫相手が現れることによって一気に心をもっていかれた可能性があります。

3:洗脳される可能性があるのはこんな時

上記のように心が弱っている状態のところにスーッと心を持っていくのが洗脳不倫ですが、下記のような状況の場合、不倫相手のアプローチに心が動きやすくなってしまう可能性があります。

・頑張っているのに会社であまり評価されない
・もともと断れない性格でストレスをため込んでしまう
・言いたいことを我慢してしまう
・誰からも必要とされていなのではないかと思ってしまう
・いつも貧乏くじを引いてばかりだ
・妻や子供とコミュニケーションがうまくとれない
・趣味がない、気軽に話せる友人がいない

会社という組織に属しているというだけで人は一定のストレス環境にあるのです。
そこで会社で仕事がうまくいかなかったり嫌なことがあったり、家庭で妻や子供とコミュニケーションがうまくとれない状況が重なると、
趣味がない友人もあまりいない状況の夫は一気に心の状態が悪くなってしまうことも珍しくありません。

4:不倫相手に洗脳されている状態とは

不倫相手に洗脳されている状態の時には下記のような特徴がみられます。

・目つきや顔つきがおかしい
・家に帰ってこなくなる(堂々と不倫をする)
・不倫のことに触れると激昂する
・睡眠時間を削ってでも不倫相手に会いにいく
・「うるさい」「俺にかまうな」等の強い言葉がふえた
・笑わなくなった
・表情がなくなった(能面のような顔つき)

特に、どんなことよりも不倫相手からの電話や会う時間を優先させるようになりますので、
睡眠時間を削ったり翌日も仕事であっても多少の無理をしてでも不倫相手に誘われたら行こうとするようになります。

5:不倫相手だけが自分を理解してくれる

洗脳の状況がすすんでくると、世の中で自分の事をわかってくれるのは不倫相手しかいないと思い込みます。
つまり、自分の居場所は不倫相手のところしかないと思っているのです。
こうなってくると不倫を止めようとしたり、不倫は悪いことだと言ってくる人は全員悪者になってしまいます。
不倫相手から無理に引きはがそうとすると逆効果になってしまい、家に帰ってくるどころか不倫相手の家に入り浸りになってしまうこともあります。

6:不倫相手には二つのタイプがある

夫を洗脳する不倫相手には大きくわけると2つのタイプがあります。

あなたじゃなきゃダメなのタイプ

夫に対して「私はあなたがいないと生きていけない」というくらい弱い女性を演じてアプローチをしてきます。
中学や高校の同級生であったり、学生時代の恋人であることもあります。
夫はこの子を理解して救ってあげることができるのは自分しかいないと思い込みます。
自分にしかできない人助けをしているという思いこみから自分は悪いことをしていないと不倫を肯定するようになります。

奥さんの悪口吹き込みタイプ

夫に対して、今の家庭環境がどんなに悪いものかを吹き込み続け洗脳するタイプが悪口吹き込みタイプです。
「私だったらそんなことしない」「奥さんなのにそんなこともしてくれないのか」「こんな奥さんであなたがかわいそう」というように、夫がもともと抱えていた妻へのストレスを助長させて妻を悪人に仕立て上げます。
夫は自分が不倫をしたのは妻のせいだ、妻が悪いんだと不倫を肯定するようになります。

7:不倫洗脳から抜け出すには

不倫洗脳状態になっている夫に不倫をやめさせるのはとても難しい状況です。
しかし無理ではありません。根気よく諦めずに夫にアプローチを続けることで家庭に戻ってくる場合もあります。

不倫や不倫相手を否定しないようにする

洗脳状態の夫は不倫を悪いことだと思っていないので、不倫を否定されることを嫌い、極端に反応します。
不倫相手の悪口を言われると自分が悪口を言われているように反応することでしょう。
不倫は悪いことなんだよ。ということを話しても逆効果になるので不倫を否定するようなことは言わないようにしましょう。

無理に不倫を辞めさせようとしない

洗脳状態を解くには不倫相手と接触させないことが良いのですが、不倫相手と無理に引きはがそうとしても逆効果になってしまうのも事実です。
再発させないためにも、自分から不倫相手と離れる行動をしてもらったほうが良いので夫を軟禁状態にしたりGPSを持たせたりすることは避けたほうが良いでしょう。

夫を必要としていることを伝える

妻も子供も家族全員があなたを必要としていることを熱心に伝えましょう。
不倫相手しか自分を理解してくれる人はいない。
不倫相手のいるところしか自分の居場所はないと思っている夫には、自分を認めてくれる、必要とされているところがあることを熱心に伝えることで、
少しずつ家に帰ってくるようになったという事例もあります。
どんなあなたでも私は受け入れる。あなたが帰ってきたらいつでも受け入れる。あなたの帰ってくる場所はここだよ。というアプローチが夫の心を動かす可能性は十分にあります。

 

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