夫の不倫が発覚しても離婚はしないと考える方もいるでしょう。
お子さんが小さかったり妻が専業主婦の場合は実際のところ夫の不倫が発覚したからといっても、
すぐに離婚をできる状況ではない方も少なくありません。
しかし、不倫を継続している夫とは一緒に生活することは難しい。何とか不倫をやめてもらいたい。
そう願っている方にこの記事では夫の不倫を止めさせるために妻がとるべき行動をまとめました。
不倫中の夫に不倫を追求するには作戦が必要です。
夫の様子をしっかり観察して夫の性格を分析したうえで適切なアプローチをする必要があります。
感情的になって泣いたり怒鳴ったりしても夫の気持ちはどんどん不倫相手に傾いていくことでしょう。
そうならないために、あなたがとるべき行動を一緒に確認していきましょう。
もくじ
1:不倫相手と比べられるということを忘れない
不倫をしているということは、夫婦の関係で嫌なことがあれば我慢することなくいつでも不倫相手のところに逃げられる状況ということです。
感情的になって泣いたり叫んだり怒鳴ったりして不倫を責めても、不倫をやめるどころか妻のことが嫌になり不倫相手に気持ちが傾く可能性があります。
不倫している夫からの離婚請求はすぐには認められませんが、「離婚をしたい」と思われてしまうとその気持ちを止めることはできません。
離婚を拒否しても離れていった夫の気持ちが戻ってくることは難しく、家を出て行かれては強制別居状態になります。
不倫をしている側なのにそんな勝手なことは許されないとあなたが思うのは当然です。
しかし、実際に不倫相手に気持ちが傾いてしまっては夫の心を取り戻すことは難しいのです。
不倫中の夫は不倫相手と妻を比べて都合が悪くなったほうと別れることができる。
理不尽ですがそんな状況であることをまずは心に留めておきましょう。
2:夫の居場所を作る
夫の不倫のタイプは大きくわけると2種類あります。
1つは性欲が強すぎて常に多数の女性と性行為をしたくて不倫をするタイプ、もう1つは家庭や仕事に何かしらの不満やストレスがあって不倫で発散しているタイプです。
後者のストレスを不倫で発散しているタイプに効果的な方法は「家に帰りたい」と思ってもらうことです。
家にいても自分の居場所がない。家にいても肩身がせまい。そのような状況では家に帰らず不倫相手と一緒にいたほうが楽しいですから、どんどん不倫がエスカレートする可能性があります。
不倫が悪化する前に家に夫の居場所を確保し「家に帰りたい」「家が一番落ち着く」と思ってもらえるようになると自然と不倫もやめる可能性も十分にあるでしょう。
3:性欲発散型には慰謝料請求と夫婦間の誓約書
前述した不倫のタイプのうち性欲発散のためにマッチングアプリを使って不特定多数の女性とデートを繰り返したり、
一人の女性でも変態プレイを楽しんでいるような場合は不倫が妻にバレたらどうなるのか?という事も考えずに欲望にまかせて不倫を楽しんでいることでしょう。
このようなタイプの夫には不倫の決定的な証拠を突き付けて、今度不倫をしたら離婚をすると宣言をすることで現実を理解して不倫をやめたケースもあります。
しかし、性欲が強すぎる夫の場合は妻と離婚をしたくはないし不倫を反省してはいるものの、女性からの誘いは断れず積極的にアプローチしてくる女性がいたり、
誘えば簡単についてくるだろうという女性が近くにいるとまた不倫をしてしまう可能性が高いのも特徴です。
再度不倫をすることを抑止するためにも今度不倫をしたら〇〇という条件を決めて夫婦間の誓約書を交わしておくのも良いでしょう。
4:とにかく証拠が重要
夫が不倫をしている。そう確信したとしても確実な証拠がなければ夫にシラをきられる可能性があります。
妻には不倫はきっとバレない。妻は探偵や弁護士を依頼するタイプではないと高をくくっている夫もいます。
夫に不倫の証拠を突き付けるには言い逃れできない確実な証拠が必要です。
証拠が弱い場合はシラを切られ、それからガードが固くなり確実な証拠はとれず陰で不倫相手とも交際を続けるということになっては状況が悪化してしまいます。
そうならないためにも、夫に不倫の証拠を突き付ける際は言い逃れできない確実な証拠を用意しておく必要があります。
不倫の証拠はいざとなった時に必要になるものです。
証拠がほしいと思ったその時にすぐに手に入るものではありません。
確実な証拠を早めにおさえておき、いざという時まで証拠は大事にとっておくのです。
結果としてその証拠を使わなかったとしてもそれはあくまで一つの結果です。
用意しておいて使わなかったのであればそれで良いですが、証拠が必要だったのに証拠がなかった。は取り返しのつかない事になる可能性があるということを心に留めておきましょう。
5:不倫相手に接触をしない
夫の不倫をやめさせるために、夫には不倫のことは何も追求せず不倫相手に慰謝料を請求することで不倫をやめさせようと考える方がいますがあまりおすすめできません。
あなたが不倫相手に接触すると、不倫相手は逐一あなたの夫にその様子を知らせるでしょう。
夫に不倫を追求せずに不倫相手に接触をすることで、夫はあなたに恐怖や怒りの感情を持ってしまうこともあります。
目の前にはあなたからの接触に怯えて困っている不倫相手がいて、一方で自分には何も言わず淡々と事をすすめている妻。
夫の目線ではこのように見えてしまい、妻に恐怖や怒りの感情を抱くと不倫相手への気持ちが大きくなり不倫をやめさせるどころか不倫がエスカレートすることにもなりかねません。
離婚・夫婦問題でお悩みの方はお一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。